まつゆうが選ぶ2005年ドラマ ベスト10
今年も残すところあとわずか。というわけで今年あったアレコレを振り返ってみたいと思います。第一弾は2005年「テレビドラマ ベスト10」。まつゆうの主観で選んでますのでご了承下さい。ちなみに再放送で見た分も含んでます。
1位 女王の教室
主役の阿久津真矢役を演じた天海祐希が凄かった。「イメージできる?」「いい加減目覚めなさい」などの名台詞は多数。学園モノの設定としてはかなり極端な世界観が描かれていた。スポンサーとの兼ね合いで大変だったようだがスタンスを貫いた姿勢は素晴らしいと思う。
子役の役者さん達も熱演した佳作。
2位 24 TWENTY FOUR シーズンIII
24時間リアルタイムで進行する御なじみの海外ドラマ。フジテレビ系列で放送された再放送で視聴。今シーズンはバイオテロがテーマ。相変わらず緊迫感があるし金かかってます。個人的には裏切りの姫"ニーナ"と罵倒の女王"シェリー"がお気に入りw
ただ、1stシーズンに比べるとハチャメチャ感がアップ。無謀というか無茶すぎる展開も。まぁ、それも含めての24だとは思うけど。
3位 電車男
今年の夏の話題作。原作とかなりかけ離れてしまったしオーバーアクションがかなり気になった。が、一番気になったのは伊東美咲の大根ぶり。この人はいつになったら演技が上手くなるのだろうか? お水の花道、ラブ・コンプレックス、ビューティー7に出演してた頃からまったく上達してないね……。
4位 アットホーム・ダッド
初回放送は昨年ですが、今年に入って再放送で視聴。まつゆうのご贔屓女優「篠原涼子」の主演作。リストラされた阿部寛が主夫となって悪戦苦闘する姿を描いたホームコメディ。
涼子と阿部の演技はまずまずだが、相変わらず阿部の台詞は聞き取りずらい。この作品で最も好演していたのは雨上がり決死隊の宮迫博之。
これまでにない「主夫」という視点で描かれたドラマは非常に興味深く、阿部が演じる主人公の「家庭」に対する考え方が少しずつ変わってくるという点が自然に描かれていて好感が持てる作品。
5位 あいのうた
来週最終回を迎える菅野美穂主演のドラマ。この脚本を手がけている岡田惠和の「イグアナの娘」や「彼女たちの時代」も好きでしたが、今回のドラマも中々の良作。主人公の玉置浩二の死期が間近に迫っているという予定調和的なお涙頂戴の設定はいかがなものかとも思うが、玉置浩二と出会ったことによって「人から愛される」ということ、「人を愛する」ということを初めて感じる過程を菅野美穂は上手く演じてると思う。
脇を固める岸田今日子、小日向文世、和久井映見、成宮寛貴らもいい味を出してる。が、成宮の役どころはイマイチ微妙。ストーリーも中折れした感じでちょっと残念。
6位 anego-アネゴ-
またまた涼子の主演作。今年の年末にはスペシャルも放送予定。OLさん達からの評価も高かった作品でしたね。まつゆうも楽しみにはしていたんですが、後半からなんかイマイチ微妙かなぁ……と思いつつ見てました。共演の戸田菜穂は存在感も強く安定した演技を魅せていたし、ともさかりえもまぁまぁだったが、その他が弱かった。特に赤西仁の演技はひどかった。
7位 TRICK新作スペシャル
連続ドラマじゃなくてスペシャルドラマ。これは正直期待はずれだった。これまでのTVシリーズ、スペシャル、映画は好きだっただけにがっかりしたなぁ……。これまでの作品に比べると"キレ"が無いし、小ネタも少なめ。生瀬勝久の出番も少なかったしね。来年は映画の新作も上映されるということなのでこちらに期待。