来年も篠原涼子は大活躍!?

まつゆうが昔から応援しているタレントに「篠原涼子」がいます。もうかれこれ13年くらいは応援してるなぁ……。ここ近年はドラマや舞台などで活躍して本当に嬉しいかぎり。来年にはまたまた主演のドラマ「アンフェア」が始まるということで楽しみ。で、以下の文章はまつゆうが運営している別のブログで掲載したものを再掲してみました。


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篠原涼子
今年の年末に放送される「anego」のスペシャル番組で主役を演じる篠原涼子。来年には「みんなのいえ」以来4年ぶりに三谷幸喜が監督する映画「THE 有頂天ホテル」も公開される予定です。まつゆうが篠原涼子を応援し続けてはや14年……。まさかここまで第一線で活躍できる女優になるとは思ってもみませんでした。そんな涼子の活動をちょっとだけ振り返ってみたいと思います。



篠原涼子はご存知の方も多いとは思いますが、ダンスエンターテインメント集団東京パフォーマンスドール (以下TPD) のフロントメンバーとして活躍しました。彼女は'90年に結成されたTPDの創設メンバー。TPDは「ダンスサミット」(以下ダンサミ) と呼ばれるライブを中心に展開した新しいスタイルを模索したユニットでした。トータルプロデューサーとして松任谷由実のステージング (現在は「筋肉ミュージカル」のプロデュース等で活躍) を手がけていた中村龍史氏が迎えられた。5年間でのステージは300回を越え、日本武道館を1日2ステージ、横浜アリーナでは2DAYSを敢行するまでに至る。



さらに、TPDはファン泣かせで有名。LD2枚同時発売とか、アルバム2枚同時発売なんて可愛いもんで……、


1990年〜1994年までの5年間で出したシングルは50枚以上!! アルバムは22枚!!
(ユニット・ソロ全部含む。1995年以降もリリースは続いた(泣))


しかも……、


ソロアルバム7枚同時発売


とか


ソロシングル7枚同時発売


とか


ソロライブ7日間連続


とか、全盛期のモー娘。以上にひどいリリース攻勢にファンは泣き続けた。



涼子のソロとしてのCDデビューは'91年、「恋しさと せつなさと 心強さと」がデビュー曲だと思ってる方も多いかと思いますが、実はその3年前も前にソロデビューしていた。1stシングルのC/WはD.D.SOUNDのCAFEをカバーした「カメレオン・カフェ」。DJチーム「MST」がアレンジしたダンサミではお馴染みのダンスチューン。また、GONTITIが作曲・編曲を手掛けた「スコール」などは他のTPDメンバーの楽曲とは明らかに毛色が違う面を魅せていた。



'94年、涼子がTPDを卒業する直前に小室哲哉氏がプロデュースした「恋しさと せつなさと 心強さと」がダブルミリオンを達成。一躍スターダムに昇りつめた涼子はその年「紅白歌合戦」にも出場する。(翌年、同じくTPD出身の市井由理(EASTEND×YURI)が紅白に出場。)



この後しばらく小室氏がプロデュースを続けるが、'95年からは小室氏のもとを離れ、井上陽水氏、忌野清志郎氏、広瀬香美氏などからも楽曲の提供を受ける。



TPD時代から「ごっつええ感じ」などのバラエティに出演していた彼女だが、CDのセールスが低迷してくるとバラエティをはじめドラマなどへの出演も増えてくる。「きらきらひかる」、「大河ドラマ 元禄繚乱」、「踊る大捜査線」(ゲスト)、「カバチタレ!」、「HR」などで女優として着実にステップアップ、そして「ぼくの魔法使い」「光とともに」「anego」「アットホーム・ダッド」では主役を張れるように。しかも涼子が主役を演じたドラマは総じて「高視聴率」を獲得し、影の「ドラマの女王」に君臨。個人的には「きらきら〜」での鈴木京香の妹役とか「カバチタレ」でのセクシー婦警の役とかが好きだったなぁ……。



まつゆうが彼女を知ったのは'91年。あれから14年……、本当に頑張ってるなぁ。そんなわけで彼女の思い出の作品をちょっとだけご紹介。ドラマももちろんいいんだけどいい「歌」も多いんですよ。



  • 星に願いを
      TPDのアルバム「Cha-DANCE Party Vol.3」に収録されているディズニーのスタンダードナンバーのカバー。
  • カメレオン・カフェ
      1stシングル「恋はシャンソン」のC/W。原曲はD.D.SOUNDのCAFE。MSTによる打ち込みでノリがいいダンスチューン。
  • 私の心にKISSをして
      1stソロアルバム「RYOKO from Tokyo Performance Doll」に収録。当時はさほど気に留めてなかった曲なのに最近聴いてみたらすごく気になった曲。艶っぽい涼子のボーカルが魅力的。
  • Sanctuary 〜淋しいだけじゃない〜
      TPDのアルバム「SEVEN ON SEVEN」に収録。穴井夕子とのデュエット曲で二人のハーモニーがとても美しい。ソロアルバム「Lady Generation」に収録されているのはこの曲のソロバージョン。
  • 青空が降る少年
      アルバム「Lady Generation」に収録された売野雅勇氏=小室哲哉氏による楽曲。売野氏お得意の「少年」をモチーフにした抽象的で幻想的なナンバー。売野氏の「少年」シリーズでは「キスは少年を浪費する」(TPD)、「少年は天使を殺す」(RAMU)も有名。
  • スコール

  • 涼子のCDはおそらく「叩き売り」されてると思うので見つけたら是非手にとってみてください。三谷映画も好きなので「THE 有頂天ホテル」も楽しみ。